原産地の中国では、古くから自生のシナサルナシを指す語としては「獼猴桃」(やこうとう。ミーホウタオ míhóutáo)が一般的であり、李時珍の『本草綱目』に収載されるなど、生薬の名としても使われた。
現在でも中国本土では、栽培品のキウイフルーツもこの語で指すのが一般的である。「獼猴」はアカゲザルを意味し、サルが好んで食べる果実という命名である。
一方、香港や台湾で栽培品のキウイフルーツを指す語は、kiwifruitの広東語や台湾語による音訳である「奇異果」(広東語
ケイイークオ、台湾語 キーイーコー。
中国語 チーイーグオ qíyìguǒ)が一般的であり、台湾の音訳では「幾維果」(ジーウエイグオ
jǐwéiguǒ)の語もある。
ほかにシナサルナシ(キウイフルーツ)を指す語には、「陽桃」(羊桃、楊桃とも。ヤンタオ yángtáo。スターフルーツまたはヤマモモを指すこともある語)、「毛梨」(マオリー
máolí)、藤梨(トンリー ténglí
)の語がある。